研修事例

研修実施機関

実施機関団体名 有限会社JICC
住所 〒060-0866 札幌市西区八軒6条東4丁目1-13-202
電話番号 011-299-4755 FAX番号             
実施機関職員数 5名 受講生人数 25名

要 約

1.動機と目的

 当社は、2006年よりさまざまな地域密着型イベントを実施し、地域と若者を結び付ける事業・起業型人材育成事業(主催:財団法人VEC/後援:経済産業省)を受託し本格的に長期インターンシップを実施するようになった。現在は、医療、農業、観光、ものづくり企業等の中小企業における新規商材や雇用創出のための事業強化支援事業を実施。地域にさまざまな新規事業を促し、安定した売上げの維持から雇用を創出している。
 本事業では、農商工連携を目指す中小企業等が、地域資源を消費者ニーズに合わせ商品・サービス開発ができるスキルをもつことで地域産業の強化や地域活性化につながり、経済波及効果として地域に雇用が生まれることが期待され、厳しい社会情勢に寄与できるものと考えている。

2.座学研修内容

 カリキュラムは全国中小企業団体中央会が作成した共通テキストを基本に、農商工連携における中小企業者、農林漁業者の成功までの道のりを具体的に示しながら、両者に求められているマインドや強みを整理した追加テキストを作成している。10月3日~12月19日まで週末52時間に及ぶ講義研修を行うとともに、売れるための農商工連携を軸に消費者ニーズの調査方法やマーケティング、販売方法に重点をおく時間配分とする。

3.実地研修内容

 10月10日~12日、渡辺農場(北海道三笠市)において農場主から農業の現状と問題点のレクチャーを受け、付加価値の高い商品開発、販売方法等への動機付けが行われる。その後、圃場においてニンジンを収穫し、倉庫でタマネギの袋詰め作業などを体験する。後半には地元の食品加工会社による商品開発講義が行われた。

4.成果(今後考えられる成果)

 北海道ならではの先進的な農場主の考え方を知ることにより、「供給だけ」の農作物ではなく「儲けるため」の仕組みを考えるようになる。また、実際に農作業にあたることにより売り物にならない規格外品が多くあることを実感し、農作物本来の目的である「食物」として、これら規格外品を流通させるためにいろいろなアイデアが生まれ、異業種との連携による商品化が可能となる。
 なお、本事業を通じて農商工連携における中小企業等中核人材育成研修プログラムの中で、新規事業のアイデアを10例以上出すことを目的としている。