研修事例

研修実施機関

実施機関団体名 社団法人 大阪府経営合理化協会
住所 〒541-0054 大阪市中央区南本町4-3-6
電話番号 06-6252-0819 FAX番号 06-6252-2230
実施機関職員数 9名 受講生人数 42名
受講生の属性 中小企業支援者(税理士、中小企業診断士、ITコーディネータ)、農業生産法人経営、中小企業経営者(製造・加工業者、システム構築、WEBデザイナー)ほか

要 約

1.動機と目的

 当協会は、企業の経営合理化をより身近で実践的な形で研究、実行するため、大阪府下の意欲ある中堅・中小企業を会員とし、昭和34年9月に設立された。中小企業経営者の異業種交流会やビジネスマッチングを中心に中小企業経営管理者研修講座、IT経営応援隊/経営者研修、事例セミナー、企業研修、研修制度の設計など、主な事業として中小企業の人材育成や経営支援を行っている。現在会員数は、約370社にのぼる。本年度は、大阪府下の中堅・中小企業の製品開発者、農商工連携の支援を行うコーディネータ等に近畿圏の農林水産業の現状と、商工連携を実現するためのプロセスと視点を学んでもらい、農商工連携をスタートするスキルを身につけられるよう農商工連携等人材育成事業に応募した。

2.座学研修内容

 本年8月より平成21年2月の事業終了までに、4回にわたる委員会を設置し、講義研修、実地研修のカリキュラムの作成、講師選定、受講生募集を行うとともに、受講生の研修受講後のフォローアップにも備えている。
講義研修は、10月7日から、①農商工連携の意義と研修のねらい、②農林水産関連の支援施策の概要、③近畿の農林水産業 をテーマとした研修を皮切りに、11月25日までの毎週水曜日を講義日として、近畿経済産業局、中小企業基盤整備機構、近畿農政局、大阪府漁業協同組合連合会、NPO法人経営改革支援倶楽部などを講師に迎えた計36時間の講義研修を行う。共通テキストを中心として、大阪以外の農林水産業とのマッチングも考えテキストを独自に追加作成する。また、受講生として中小企業者が多く参加することが想定されることから、中小企業の支援策、Web活用策について、中小企業の経営関連に重点をおき理解を深めていく。

3.実地研修内容

 実地研修は、大阪府岡田浦漁業協同組合から講師に迎えた漁業体験、魚市場セリ見学、加工場見学(10月15日)、大阪府環境農林水産総合研究所本部環境科学センターから講師に迎えた中央卸売市場視察(10月22日)や農業体験(11月15日)による研修が開催される。研修終了後は、受講生に対し、平成21年1月末に「フォローアップ研修&交流会」を開催することとし、地域力連携拠点(大商)応援コーディネータ等による、研修修了後の農商工連携活動報告講師によるアドバイスと農林水産業者の参加による交流会を開催する。

4.成果(今後考えられる成果)

 本研修では、定性的な成果として、中小企業側が農林水産業に関する理解を深め、互いの分野の特徴や特性を知ることで、大阪に入る地域の農林漁業品を利活用した新商品開発プロセスの留意点を理解し、農商工連携によるメリットと受講者相互によるネットワーク構築を図りたい。また、これを定量的に具体化すると、農商工連携のコーディネータ役や他分野の理解を深めたいと希望する受講者(当初予定30名のところ42名を受け入れた)の中から、実際に支援する者を修了者全員、及び、新商品開発やIT分野との連携を取り組み始める人材を5名輩出し、事業提案に結びつけたいと考えている。

カリキュラム(講義)

連番 日程 13:00~14:30 14:40~16:10 16:20~17:50
1 10月7日 農商工連携の意義と研修の狙い 農商工水産関連の支援施策 近畿の農水産業
2 10月14日 大阪府の林業の動向と課題 大阪府の漁業の動向と課題 大阪府の農業の動向と課題
3 10月21日 大阪府の中小企業の動向と課題 大阪府の中小企業の動向と課題 中小企業の関連の支援策
4 10月28日 食品衛生、表示、認証制度 中小企業経営 中小企業経営
5 11月4日 環境対策 ブランド戦略 ブランド戦略
6 11月11日 商品管理 マーケティング マーケティング
7 11月18日 WEB活用 WEB活用 ITと経営
8 11月25日 農商工連携の支援事例 農商工連携の支援事例 農商工連携の事例

カリキュラム(実地)

連番 日程 場所 内容 時間
1 10月15日 大阪府岡田浦漁協 漁業体験、魚市場セリ見学など 10:00~17:00
2 10月21日 大阪市中央卸売市場 市場見学 9:00~12:00
3 11月19日 モクモクファーム バスによる農業体験・見学ツアー 9:00~16:00