受講生の声

プロフィール
  • 氏 名
    高畑 真二(タカハタ シンジ)
  • 年 代
    40代
  • 性 別
  • 所属団体・会社
    長野県大鹿村役場 産業建設課
  • 研修実施機関名
    国立大学法人信州大学産学官連携推進本部
  • 商品名
    信州大鹿村 ブルーベリーのお酢
  • 農商工等連携促進法に基づく事業計画の認定
    時期は未定ですが、申請を検討中です
新商品開発と販売戦略についてのインタビュー
  • 商品開発の経緯(苦労話)を教えてください。
  •  青果市場は価格競争が激しく市場の動向により相場の変動も大きいのが現状です。大鹿村特産のブルーベリーも同様の問題を抱えており、規格外品の有効活用など、青果としての流通だけではなく「加工」という手法による、より付加価値の高い大鹿村独自の商品、特産品作りが急がれていました。しかしながら、ブルーベリーの加工品として一般的であるジャムやジュースといった商品は各地で製造、販売されており、他のブランドとの差別化が難しい状況でした。そこで企画した商品が「ブルーベリーを使った果実酢」です。ブルーベリー酢自体は大手メーカーが手掛けるなど、比較的一般的な商品として市場に出回ってはいましたが、独特の風味や酸味を与え、他のブルーベリー酢にはない個性的な商品作りの検討に入ることとしました。良質で評価の高い大鹿産ブルーベリーの持つ風味や酸味をどこまで残すかという問題がありました。甘すぎや酢が強すぎても駄目であり、また、ブルーベリーの含有量を増やせばそれだけコストは高くなり、大ロットの製造もリスクが高くなってしまいます。そうしたさまざまな課題を解決するべく、商品を開発するに当たり私が中心となって、ブルーベリー農家と酢メーカーとの間で試行錯誤を繰り返しながら、ようやく「信州大鹿村 ブルーベリーのお酢」が完成しました。
     なお、姉妹品として夏に収穫するいちごを使用した『夏いちごサマープリンセスのお酢』の商品化にも成功し、平成23年8月より販売しております。さらに、果実酢だけでなく『ブルーベリー発泡酒』も平成23年度内の商品化を目指して試作、開発中です。

  • 商品の特徴・PR(こだわり)についてお聞かせください。
  •  「信州大鹿村 ブルーベリーのお酢」は、「静置発酵」という昔ながらの製法にこだわり、木桶で限られた量のみ丁寧に製造されている醸造、蔵元(三重県熊野市)の酢をベースにしております。そこに、独自のレシピとして、大鹿村産ブルーベリーの果実エキスと奄美の原糖を加えて作られています。必須アミノ酸を多く含み、商品に占める酢の割合は50%以上、ブルーベリーエキスも20%以上と、一般的なブルーベリー酢と比べると非常に贅沢な酢であるといえます。とろみもあり、細かい果肉も入っているのでヨーグルトやアイスクリームにもよく合い、酢が苦手な方にもお奨めです。炭酸水で割ったり、焼酎などの酒に足して飲んでも美味しく、また、ドレッシングとしてサラダにも使えます。
     商品ラベルには南アルプスの峰とそこから流れる小渋川やブルーベリーの粒などをあしらい、柔らかな筆文字で商品名を描きました。大鹿村らしい素朴で温かみのある商品に仕上がったと自負しています。

  • 販売戦略(今までの実績とこれからの販売目標)についてお聞かせください。
  •  現在、大鹿村村内の直売所でのみで販売を行っています。発売当初は新聞、テレビなどでも話題になり、県内外からの問い合わせや注文が相次ぎ、平成23年6月に販売を開始してから11月までの出荷量は約500本となりました。他のブルーベリー酢にはない独特の風味にこだわったことで、リピーターも多くなり、奏功したのではないかと思います。今のところ、必要な量だけを小ロット単位で発注しているため、当面の間は大鹿村内でのみの取り扱いとなる予定ですが、平成24年度は約1,000本の出荷量を目標としております。「信州大鹿村 ブルーベリーのお酢」は、大鹿村を訪れたお客様に大切にしていただけるような、末永く愛される商品として定着させていきたいと思っています。

      
    新聞での紹介                         テレビでの紹介