受講生の声

プロフィール
  • 氏 名
    元木 寛(モトキ ヒロシ)
  • 年 代
    30代
  • 性 別
  • 所属団体・会社
    有限会社とまとランドいわき
  • 研修実施機関名
    社団法人いわき産学官ネットワーク協会
  • 商品名
    サンシャイントマトジュース 等
  • 農商工等連携促進法に基づく事業計画の認定
    時期は未定ですが、申請を検討中です
新商品開発と販売戦略についてのインタビュー
  • 商品開発の経緯(苦労話)を教えてください。
  •  当社は平成15年より、農産物の生産販売を主たる事業として行ってきた農業生産法人です。当社のある福島県いわき市は農産物の生産は以前から盛んではありましたが、農産加工品の生産は皆無に等しく、いわき市内はおろか福島県内においても農産物加工業者が殆どない状況でした。そのような中、原油高・リーマンショック等を境に農産物の市場卸価格は下降傾向となり、農業経営環境は年々厳しくなる一方でした。また、農産物には必ず発生する規格外の有効利用方法も以前からの検討事項だったこともあり、農産物に付加価値を付けて販売することを目的に、農産加工品の開発に着手することにしました。当社は加工のノウハウや設備を持っておらず、身近に農産物加工業者もいなかったため、まずは当社の直売所に買い物にこられるお客様の声を元に自分たちが手作りでトマトジュースやトマトジャム、いちじくコンポートなどの農産加工品を作り、お客様に無料で試食していただく中で数度にわたって製法や味の見直しを行いながら、完成した試作品を忠実に商品として製造できる農産物加工業者を全国からリサーチして製造を委託する方法を取り、長野県の農産物加工業者と連携することといたしました。その後も商品化に至るまで試行錯誤を繰り返すことで商品化に成功しましたが、一番苦労した点は当社のニーズに応えられる農産物加工業者を探すことでした。


    加工商品一覧


  • 商品の特徴・PR(こだわり)についてお聞かせください。
  •  代表的な商品である「サンシャイントマトジュース」を始め、当社で開発する商品の特徴は、①原料となる農産物は全て当社が生産・選別をした生食用の農産物のみを使用(現在はトマトといちじくの2種類)、②加工品には合成の添加物や着色料は一切使用しない(天然由来のものを使用)、③農産物そのものの素材の味を殺さぬよう、添加物は最小限とする、④製法は基本的に手作りを原則とする、といったこだわりのもとで製作しています。

  • 販売戦略(今までの実績とこれからの販売目標)についてお聞かせください。
  •  平成22年9月~平成23年8月までの1年間において、加工品全体の売上は約1,000万円でしたが、今後は年間2,000万円を目標としています。しかしながら、あくまでも目的は本来の事業である農産物の付加価値を付けた販売ですので、加工品の大量生産は行わないこととしています。
     また、販売ターゲットの主体は地元の方々と地元に訪れる観光客です。大量生産は行わないために県外までの出荷は難しく、地元の観光地を中心に卸しています。
     今後は新たな商品の開発に努め、より売れる農産加工品の販売を目指しています。