受講生の声

プロフィール
  • 氏 名
    柚木 マスミ(ユノキ マスミ)
  • 年 代
    50代
  • 性 別
  • 所属団体・会社
    惣菜畑 がんこ
  • 研修実施機関名
    ナレッジネットワーク株式会社
  • 商品名
    糸島金山寺納豆
  • 農商工等連携促進法に基づく事業計画の認定
    認定申請の準備中
新商品開発と販売戦略についてのインタビュー
  • 商品開発の経緯(苦労話)を教えてください。
  •  和歌山県の特産品として有名な金山寺味噌は、生産地だけでなく全国においても販売されているので私もよく購入しており、数年前にJAにじ(本店:福岡県うきは市)で行われた女性起業交流会に参加した時に金山寺納豆を作る工程を知りました。
     昨今、発酵食品が身体に良いといわれている中で、地元農家の松崎さんが農薬や化学肥料などは一切使用せず、手間と愛情をかけて作った納豆「百笑納豆」の存在を知り、この納豆を使用して味噌を作ってみようと考えました。地元産の原料で味噌を作りたいというこだわりから、同じように地元産の原料で醤油と麹を作っているミツル醤油醸造元のものを使用することにしました。当社の麹には米麹と麦麹、そして自然農玄米を原料にした玄米麹の3種類の麹がありましたが、玄米麹は単価が高く、今の段階での商品化は難しいために米麹と麦麹にしました。また、できあがった味噌を詰める瓶はどこにでもあるものではなく、少し高級感があるものが良いと考えて角瓶にしましたが、食べ終わった後に角の部分に納豆が残ってしまうのはもったいないという友人からの意見があり、今後においても検討余地が残されています。そして商品ラベルは、息子の仕事場の書道の先生が何度も何度も書き換えてくださったおかげで、とても素敵なラベルが完成いたしました。そうして色々な方の思いを込めてできあがったのが「糸島金山寺納豆」です。


    「糸島金山寺納豆」

  • 商品の特徴・PR(こだわり)についてお聞かせください。
  •  味噌の原料にはできるだけ地元産の食材を使うことをこの商品のこだわりとしています。味噌の主な原料である大豆をはじめ、麹や醤油、塩昆布、みりん、JAの商・人参(時には、我が家で栽培した人参)を使用しており、調味料として、また、ご飯や野菜と一緒に食べるだけに限らず、パンに塗っても美味しい味噌に仕上がっています。同じ「糸島金山寺納豆」でも、麦麹を使用した場合はあっさりとした味になっていますが、米麹を使用した場合は、麹の甘さがプラスされて上品な甘さがあります。

  • 販売戦略(今までの実績とこれからの販売目標)についてお聞かせください。
  •  まずは、「糸島金山寺納豆」の味を知っていただくために、地元の農産物販売イベントなどで直接販売をすることで、味とこだわりを知っていただくことが大切だと思っています。平成23年6月より販売を開始しましたが、休日などには多い日で1日あたり約20個ほど売れることもあります。平日の店内置きの場合はあまり売れませんが、1カ月当たり約100個(1年間で約1,200個)を目標に、この納豆の味を周知していきたいと思っています。年間を通して安定した売上が見込めるようになれば、平成24年のお歳暮の時期に合わせ、箱入りのギフトセットの提案も視野に入れています。しかしながら、大量に販売するためには作り方から瓶詰めの仕方などにおいて、さらなる工夫が必要だと感じています。
     また、当店「惣菜畑がんこ」の真心と地域の元気を詰めた「糸島金山寺納豆」を多くの方に販売していくため、お客様との信頼関係をしっかりと持ち続けることが販売戦略であると考えます。「『がんこ』のは美味しいよね」と、当店の商品を購入していただいたお客様に言っていただける関係が必要であり、「『がんこ』さんなら味は間違いないよね」と、お客様の期待を裏切らないことが大切だと思います。お客様をリピーターからサポーターへ、そして良いパートナーになっていただけるよう、これからも頑張って行きたいと思います。