受講生の声

プロフィール
  • 氏 名
    湯澤 一直(ユザワ カズナオ)
  • 年 代
    60代
  • 性 別
  • 取組み内容
    次世代ペレットの開発支援
    ビジネスモデルの構築
  • 所属団体・会社
    ユザワ経営研究所
  • 研修実施機関名
    特定非営利活動法人経済活動支援チーム
インタビュー
  • 研修を受講した感想
    • 最も有意義だと感じた研修の概要と、有意義だと感じた理由についてお聞かせください。
    •  板橋区の商店街で実地研修を行い、活性化取組みの一つとして、地方農産物の販売イベントに用いるチラシを作成しました。作成にあたり、店舗構成、商圏範囲、客層、競合商店街との差別化、売価設定、売り方のアイデア提案、チラシでの訴求ポイントなどについて調査検討しました。そしてモノを売るためにはどのように取組めばよいか、実際の現場で現物に即して実体験できたことで、農の弱点とされる販売面に応用していける感触を得られたことが有意義だと感じました。また、東京にも古い売り方の商店街がまだ残っているのか、という驚きを感じ、売り方を工夫すべきところは随所にあると思いました。

    • 仕事や学業の合間に新しい専門知識を習得するためには、様々な苦労があったかと思います。
      最も苦労したのはどのような点でしょうか。また、どのようにそれを解消したのでしょうか。
    •  研修の都度、南信州の自宅から東京へ通うことに苦労しました。研修が21時に終了だったので宿泊を余儀なくされていましたが、翌日の予定や経費削減を考え、高速バスの利用方法を工夫しました。行き先の異なる最終バスに駆け込み、終点で自車に乗り換えることで対処しましたが、自宅に着いたのは深夜2時というハードスケジュールとなりました。ですが、高速バスの中ではその日行われた研修の復習をする時間を持つことができました。

    • 今回の研修で得た最大の収穫はなんでしょうか。
      それは今後の事業活動を行ううえで、どのように役立てていけそうでしょうか。
    •  商品開発の事例研究や商店街の実地研修などにより、自分に不足している販売についての知識と実体験を積み重ねられたことが最大の収穫といえます。自分の強みとする生産管理や農業に関する経験と知識に、研修で得た販売の知識と体験を加え、厚みを増していくことで、今後、農商工連携などの支援活動を進める際に多角的な視点を持って対応できるものと感じています。

  • 研修の成果
    • 研修後の取組み(例えば、新商品開発や事業への参画など)について簡単に紹介をお願いします。
      また、新しい取組みの中で、研修がどのように活かされているか、お聞かせください。
    •  「次世代ペレットの開発」という環境対応型の新材料開発事業の支援に取り組んでいます。具体的には、事業スケジュール、テスト生産のための詳細検討、販売戦略、採算性検討、経営計画など事業計画を策定し、助成金の申請とプレゼンテーションを支援、指導しました。

    • 新商品の売上実績や、既存事業の売上増加など、研修の成果を現す実績を具体的に示し、
      成果が得られた理由についてもお聞かせください。
    •  次世代ペレットのプロト試作を行い、量産化に向けての実現可能性を固めました。現在は、これをさらに進め、量産のためのテストモデルと位置づけている設備のシステム化や、製造条件の確立、QCD(Quality, Cost, Delivery(品質、価格、納期))の管理体制整備、さらにはビジネスモデルの構築を目指して支援を推進中です。
       また、今年度では一定量のサンプル供給を行い、実用性を確認して業績を固める方向としています。

    • 農商工等連携事業計画などへの認定申請の状況をお聞かせください。
    •  事業件名「信州カラマツ等の間伐材を用いた木質ペレットにコーヒーかすを配合した次世代ペレットの開発とその供給モデルの構築」として、農商工連携に係る「長野県地域産業活性化基金事業」の助成金申請を支援し、平成22年年6月に認可をいただくことができました。支援に際して、ストーリーを持たせた商品開発の必要性や、販売など事業性のある点に焦点をあてることが大切であるといった研修での学びを活用できたことが、今回の認可に繋がったものを感じています。