受講生の声

プロフィール
  • 氏 名
    近田 清美(コンダ キヨミ)
  • 年 代
    50代
  • 性 別
  • 取組み内容
    黒ニンニクを利用した新商品開発
    黒ニンニク商品の販売
  • 所属団体・会社
    株式会社 ステージA
  • 研修実施機関名
    三重県中小企業団体中央会
インタビュー
  • 研修を受講した感想
    • 最も有意義だと感じた研修の概要と、有意義だと感じた理由についてお聞かせください。
    •  全ての講義がとても有意義でした。6年前までは専業主婦だったため、事業開始のための必要な知識の基本や経済の流れ・商品化のノウハウなどに戸惑うことがありました。その点で、この研修プログラムのそれぞれの専門分野の方々からの話は、現在と将来にわたって、事業の目標を持つための貴重な土台となりました。また、実地研修では、消費者側と売り手側の両方から見たマーケットの現状・企画のアイデア・経営力などの具体的で建設的な話を伺うことができ、比較したり連動をさせながら総合的に学べたことが、有意義な研修であったと感じています。

    • 仕事や学業の合間に新しい専門知識を習得するためには、様々な苦労があったかと思います。
      最も苦労したのはどのような点でしょうか。また、どのようにそれを解消したのでしょうか。
    •  研修日程と移動できない仕事が重なる場合があり、全研修に参加することができなかったことは残念でしたが、他の参加者の方から情報を頂いて、次の研修にスムーズに繋げていくことができました。しかし、経済の専門用語や市場動向の分析・財務関係の研修など、苦手な分野の研修には、理解することを難しく感じることもありました。毎回の研修を振り返って自宅復習したり、他の多くの研修生の方々と意見交換をすることで、全研修が終了するころには理解が増していることを実感することができました。

    • 今回の研修で得た最大の収穫はなんでしょうか。
      それは今後の事業活動を行ううえで、どのように役立てていけそうでしょうか。
    •  経営戦略の基本の研修では、今の成熟市場の特徴を学び「お客様を感動させる」、「お客様に価値を与える」といった商品開発が必要である顧客第一主義への転換の必要性と、それをどのように商品化に繋げるかといった興味深い内容でした。また、それと連動させて、道の駅「奥伊勢おおだい」の社長による研修内容(商の十カ条など具体的な取組み)は、「万人に喜びを与え、自分に幸せを頂く」であること。さらに、このことを日々実践されているという経験は、全ての従業員と思いを一体化した姿勢にかかっているということを学ぶことができました。お二人の切り口は違っていましたが、特産品を生かしたアイデアをどのように競争力のある商品化に繋げて発展させていくのか、といった実際的なアドバイスと、経営戦略のポイントは、すぐにでも実行していくべきであると強く感じたことが最大の収穫であり、今後の事業活動を行ううえで役立てていける部分だったと思います。

  • 研修の成果
    • 研修後の取組み(例えば、新商品開発や事業への参画など)について簡単に紹介をお願いします。
      また、新しい取組みの中で、研修がどのように活かされているか、お聞かせください。
    •  約10年前に三重県尾鷲で発明された、体に良い健康機能食品「黒ニンニク」(ニンニクを加熱熟成した食品)を、毎日の生活の中で、自然に取り入れやすくするための新企画商品作りに取り組みました。黒ニンニクは男性のイメージが強いこと、特有の匂いがあることなどで、多くの方に敬遠されるといった大きな課題がありました。今回の研修では、現在は売り手市場ではなく、買い手市場であることを重点的に学ぶことができたので、新企画商品がお客さまにとって買っていただける商品なのか、どのターゲットのニーズに合わせられるのかといったことを中心に、研修で学んだことを当てはめながら、開発しようとしている商品を細かく分析することで独自性を出し、連携候補先の選定と交渉をスムーズにすることができました。

    • 新商品の売上実績や、既存事業の売上増加など、研修の成果を現す実績を具体的に示し、
      成果が得られた理由についてもお聞かせください。
    •  研修を修了した後に新商品2品を開発しました。一つ目は「三重県産無臭黒ニンニク入りごま風味『恋する魔女』ドレッシング」(7月発売から3カ月で1,000本販売。目標3カ月で600本を上回る)。二つ目は「三重県産無臭ニンニクと黒ニンニク粉末入り『恋する魔女の松阪牛贅沢ラー油』」(10月9日発売開始・1日で初ロット200本完売。手作りで小ロットのため、製造が間に合わない状況となりました)。
       新聞各社(MJ・中日・中部経済・読売など)への掲載ネーミングにも拘り、「魔女の秘薬=黒ニンニク」とし、黒ニンニクに謎めいたプラスのイメージを持たせて、おしゃれに表現する工夫をしました。さらに、研修で得た販路となるマーケットの分析と賞味期限内の早期販売で、売れ残りリスクを避けることやコスト面とのバランスから製造最少ロット数と価格を熟慮し、それに合った連携先との協力で商品化と販売実績を作ることができました。

    • 農商工等連携事業計画などへの認定申請の状況をお聞かせください。
    •  今回の新商品開発は発売時期に合わせての準備、交渉などを最優先に取り組んだため、認定申請に間に合わせることができず残念な思いでおります。今後、さらに新たな商品を開発する予定でおり、申請にも積極的に挑戦していきたいと考えています。