3月の中小企業月次景況調査(令和4年3月末現在)

《概 要》

3月のDIは全指標が改善するも先行き不安感拭えず。まん延防止等重点措置の解除や4月からの値上げを睨んだ年度末の駆け込み需要等により、全指標のDIが改善し、持ち直しの動きが見られた。コスト高に伴う売上・収益悪化に関し、一部の業種では価格転嫁に向けた交渉等が進んでいるものの、値上げが相次ぎ収益も改善しないため、多くの事業者は対応に苦慮している。特に製造業においては、ロシアのウクライナ侵攻や上海でのロックダウン等の外的要因による部品の調達難に見舞われている。コロナ禍の長期化も加わり、全産業で今後の資金繰りや人材確保等、先行きに対する不安感が依然根強い。

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《詳細については、以下をご覧下さい》

  1. 月別・業種別DI値・図表等(PDF形式)
  2. 情報連絡員からの報告(コメント)(PDF形式)

【今後3か月間の月次景況調査発表予定】

4月末現在5月25日(水)、5月末現在6月27日(月)、6月末現在7月25日(月)

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